東京夢幻図絵


都筑道夫、中公文庫
国立新美術館での小長井信昌さんとゲスト美内すずえさんのトークに行ってきた。はっきりいって、1時間じゃ物足りないが、出演者の小長井さんを気遣ってのことだろう。しかし、このトークイベント、宣伝といい、申し込みの仕方といい、やる気がまるでないと思われても仕方ないだろう。私が知ったのはツイッターでのコミックナタリーからの情報であるが、申し込み番号がないのだ。3回くらい、関連の番号にかけるもここではない、HPをみてくれとたらいまわしされ、最後にかけたとこは一番ましで、多分、飛び入りで行っても大丈夫でしょうと言われたので、行ったのだ。事前予約必要なら、ここにかけろとわかりやすく表記してくれないとなあ。というわけで、だめもとで1時間前に千代田線の乃木坂駅で降りて、会場へ。まだ満席じゃなくてよかったよ。
美内さんがゲストなので、どうしたって話がガラスの仮面のことになる。あぁ、ガラスの仮面の裏話だけでトークしてほしいよ。
ネタならいくらでもあると思うな。
小長井さんは別冊マーガレットを別マとよばれるくらいの人気雑誌にし、白泉社にうつってからは「LaLa」や「花とゆめ」をたちあげ、美内すずえ木原敏江くらもちふさこらを育てたすんごい編集者なのだ。

美内すずえは高校二年でデビューするのだが、一年くらいして、小長井さんに「スポ根漫画をかいてみてはどう?」といわれる。根性がありそうだからという理由だそうだ。それで、バレーボールの漫画を最初、書こうとしていたが、とあるとき、お芝居を観て、演劇の漫画を描きたいといいだして、それでガラスの仮面になったとか。もっと聞きたいなと思わせるトークであった。
明日は休みの予定です。西荻こけし屋でお会いしましょう