いつから

何を書こう 書くことすら思い浮かばないというこの希薄な脳よ
誰も来ない無人の空間にあるのは本当に虚無だけだろうか
怠惰という名の虚無感に勝手に縛り付けているだけではないか
書くことがない それは本当だろうか 全身全霊振り絞ってのことだろうか
いやいやまだまだ。だってもう数行も書けているのだから
作家のスランプじゃあるまいし。
でもいつも同じコトを書いているのかもしれない
いつから全力疾走をしなくなったのだろう
何故やらなくなったのだろう
それしか出来ない人間がそれさえもしなくなったとしたら
もはやそれは廃人生活
いつから覚えてしまったのだろう 怠けることをさぼることを手を抜くことを こんなこと覚えたくはないのにいつでも簡単にすぐできる
いつからいつからいつから魂の死んだ生活を 魂のぬけた腐った生活を