悪の華
「見えない凶器」(ジョン・ロード)読了。翻訳小説にありがちな冗長な部分も少なく、さくっと物語に入り込めた。これ、ネタばれしたら面白くないから言わんけど、おお、あれでしたかとトリックが分かったときの爽快感。もっと早くお前わかれよとつっこまれるかもしれませんけど(笑)人物はまぁ、そんなにこいついいわ!というキャラクタもなく、そういう点からすると佳作(笑)博士と警部のどちらかがもうすこし深みのあるキャラクタだとこの本、私的に星3つ上げてました(エラソウに)翻訳小説ってどうもキャラクタの名前が覚えづらいんだよなあ。これを克服すればもっとすっと入っていけるんだろうけど。やはりメモしながら読むべきか。
これ、ちょっと映像化しても面白いと思うぞ。
この漫画、続きはどうなっていくんでしょうね、危険な方向にどんどん進んでいきそうな予感ですが。現実にありそうな面白さがこの本にはある。
この漫画の横には勿論、「悪の華」をセットで置きたいね。