バッハ



二枚目は浦沢直樹展。世田谷文学館入口の画像です。

近代音楽の父、バッハ。1685年東ドイツのチューリンゲン地方、アイゼナハに生まれたバッハ。
彼のすごいとこは信仰厚い性格、膨大な作曲、そして先妻との子供6人と合わせて再婚した奥さんとの子供を含めると合計19人の子持ちなのだ。
音楽の名門としてこの地方では有名なバッハ家。両親を相次いで幼い頃になくし、兄クリストフの家に一人、引き取られ、くらすバッハ。兄は教会のオルガン奏者で沢山の楽譜を集めて、鍵のかかる戸棚に保管していた。これをバッハ少年は半年かかって夜になるとこっそり屋根裏部屋で月のあかりを頼りに全部、写譜したというからすごい。でもこの写譜した楽譜、全て没収され、兄が死ぬまで返してもらえなかったというから、そこまでするかとちょっと思わなくもない。バッハのこの一言がいい。わたしくらい勤勉で努力すれば、誰だってわたしのようになれると。才能に溺れることなく、ひたすら作曲し、努力し続けたバッハ。