希望

「希望」杉山平一
夕ぐれはしずかに
おそってくるのに
不幸や悲しみの
事件は

列車や電車のトンネルのように

負けるな

この最後の一行に励まされ勇気づけられ力をもらう。

もうひとつだけ詩集『希望』から
「いま」
もうおそい ということは
人生にはないのだ

人生にあるのは
いつも 今である
今だ