ここはスナックか、古本屋か。

クリップライトの位置をさっき、変えてみた。うむ、これで入口がばっちりやん。って早く思いつけよ(笑)
でもちょっと本との距離が近すぎるような気がする。入口前はなんといっても超おすすめエリアなのだ。大丈夫かなあ。

そこに今日、更に強力メンバが加入。「ブックカフェのある街」仙台文庫、著者は前野久美子。今のところ、夏葉社と古本頭、デコシャが頭一つリードし、ブック・オブ・ザ・ナイフが出遅れている。

前野氏はもう仙台の古本屋といえば「火星の庭」の方ですね。私がお邪魔したときは男性スタッフしかいらっしゃらなくて、次こそは!おあいしてみたい。

まず、チラシを取り戻しに行く。これでやっと栞とブックカバーの両方が店頭に揃いました。ブックカバーはチキンななまけものはビラ配りする勇気がないので、ポスティングでもう少し減らすつもりです。もらってないぞというお方は早目にご連絡下さい。これ、クーポン付きなので、店頭にどっさり置いておくよりもどうにか立教生に手渡したい。

ちょっと商店会に入ろうかと思う。電信柱のあたりにのぼりみたいなものなら置けるらしいが、ううむ、却って難しいではないか。とりあえずたばこ屋さんにあのかっちょいいチラシを置かせて頂く。ますく堂はどこやねんと既にお問い合わせがあったらしい。だろうな、でしょうね、ですよねのなまけ三段活用・・・

早目に店を開けていたら、13時5分前に池袋警察署からやっと、てれふぉん。ええい、いちかばちかと、だだだっとはんこと、お金を持ってますく号発進。警察署へ着いて、ポーチを確認すると「あ、印鑑入ってへん・・・」
はい、屈辱のリターンである。確認するなら玄関でしろよということですな。
戻りついでに、入口にちょっと出ますと置手紙をはりつけて、再び発進。警察署のエレベータの中が面白い。ツーアップ、スリーダウン。日本語で書くとまどろっこしいもんな。
そんなことはどうでもいいねん。生活安全課の入口前で待たされること数分。やっともらえたぞ、古物怪物難物くん。がこれで終わりではない。
演芸場のそばに質屋さんがあるから、そこで標識もらってねと言われる。演芸場なんか知らんがなと思いながら、とりあえず、西口の交番はわかると思って、そこを目指す。ここで聞こうと思ったのに、パトロール中・・・ううむ、地図は読めない、東西南北は分らないというのに。このへんかなとめぼしをつけるも自信がないので、路頭に迷う前に立ち食いソバやで聞いてみる。ビンゴだ。質屋に迷わず行けて、台帳と標識をもらう最中に電話がかかる。

ますく堂をさがしあぐねて3千里の方から、お電話でした・・・公園でまってもらい、両津になりきってますく号を走らせるも所詮、なまけものはなまけもの。そんな両津さんのようなスピードは出ても無い。
さまよう青年を店へお連れする。あの栞、あれだけみたらあかんというてるのに・・・(笑)
マレーチャンまではあのど下手な地図でもたどりつけるらしい。でもそこで限界・・・・罪深きなまけもの。
この青年も岡崎氏のブログをみてるらしい。
あんだけ迷子になったのに、本を買っていく青年。罵倒されてもおかしくないあの地図で。ちなみにあの栞を近所の人に見せてもあかんかったらしい。せやろな。認知度ゼロに近いやろし。番地で探したほうが早いかもって、どんだけ下手やねん、あの手書き!

15時、そういえば空腹やんと昼ごはんをかけこみ、Mさんが来て、おとり置きの本を買ってくれる。
そこから待ち人を二人して、ひたすら待つ(笑)
猫しかこうへんと思いながら、本の話ばかりしてたら、夕方、千客万来雑司が谷はお会式らしくそうか、そのついでか。

AさんやらT夫妻やら、最後に待ち人一家やら。店内は狭すぎますね(笑)
待ち人を待っている間にまたもビールを飲むなまけものとMさん。
こんなことしてるからスナックといわれる(笑)

Mさんはもはや店番をしてくれているようなものである。これはここのほうがいいんじゃないと、いたらないなまけものにいくつも教えてくれるのだった。本に付箋をはさんでいたのを見つけたのもMさんである(笑)
おっとその前にビールを差し入れにもってきてくれたSさんを忘れてはいかん。この人も職人やねぇ。自分で棚を作るってだけで尊敬の20乗やわ。私ごとき店の開店祝いだなんて、ほんと、恐れ多い・・・
T夫妻のおじょうちゃんがこれまたいいキャラだなあ。カウンターに座り「食べたい」とアピール。賢すぎないか(笑)なぜここが古本屋でなくてスナック化してることがばれたのだろうか。将来、恐ろしいぞ。

来る人来る人、「スナック!!」「あやしい!」と叫ぶ。どんな店やねん(笑)いや、そこまであやしくない。断じて、あやしくない。ただのスナックを古本屋にしただけやん。何も不思議はない。たこ焼き屋だったお店が善行堂になるのと大差ないはず(笑)

今日は9割、知り合いの方の襲撃でおわったますく堂。夜もA書林さんがお見えになり、お、それ買ってくれるのねと嬉しくなる数冊をお買い上げ。中原淳一のかるたはなかなかないと思います(あったらどないしよ・・・)

今日もあのあやしげな中国系の方が買い取り本を持ってくる。このお方、押しが強くて、小心者、臆病ななまけものは歯が立たない。今日はそっち方面の本は無理と断ったら、今から出かけるから、置いといてと・・・あぁ、ここでへこんではいられんと、じゃ、栞を配ってくれといい、その荷物の中に栞を入れるということで合意。さて、いつ取りにくるのだろう。