タランチュラのくちづけ

作者は高階良子ぶんか社ホラーMコミック文庫。原作ー佐山哲郎
ホラーはあまり読まないが、これは面白い。
タランチュラとは南イタリア、タラント地方にすむ毒ぐも。そこからタランテラという急テンポなナポリの民俗舞曲が生まれたそうな。固有名詞だったが、現在では大型毒ぐもの総称としても使われているという・・・そんなひとくくりしてもいいんかい(笑)
短編集で、表題作の舞台はブラジル。女子は危ないから連れていけないといわれ、少女蘭は男装してアマゾンへ。蘭の胸には蜘蛛の形をしたあざがついていた。このあざの謎、男装してまで蘭がアマゾンのジャングルへ行かなくてはいけない理由がじわりじわり明かされていく。

追加 明日は17時までの営業です!!