文庫の並べ方

来週、ミシマ社さんの書籍がいくつか入荷します。というわけで、ミシマ社本のお問い合わせもお気軽にどうぞ。「小商いのすすめ」「いま地方でいきるということ」や内田樹氏の「街場の教育論」などなどが入荷します。
やはり、文庫が出版社別に並んでいるのはお客さんにとって、探しづらいようです。
文庫だけでなくコミックも作家別にしてほしいと思います。私も作家で探すからです。出版社で選ぶ人でもどうでもいい内容だと買わないでしょ。最後はタイトルや作家、表紙などが勝負を決めると思うのです。好きな作家の本があちこちに並んでいると、ええいと思うわけです。意味があって、ジャンル別にしたり、フェアを組んでいるならともかく、ただ出版社別に並べているのって、やめてほしいですな。でも大きい書店になればなるほど、やめられない出版社によって、文庫でも微妙にサイズが違うんですよね。あれが許せない人もいるかもしれません(笑)そして、何より、出版社別にしとけば注文もしやすい、管理がしやすい。出版社の営業さんが来たときも楽。
書店のフェアって出版社別にしているのが殆どで、それも面白くない(笑)お客さんの問い合わせは9割が作家やタイトルしか言わない。そう、ある意味、版元なんてどうでもいい。出版社別に並べているから、出版社を調べないといけない。お客さんも探せないし、店員も二度手間なのだ。
コミックだって好きな作家だと版元関係ないでしょ。全部揃えようと思うが、まとめておいていないのが、書店の現状。
判で押したように出版社別に猫も杓子も同じように並べているから金太郎飴と言われるのだろう。それなら大きい書店が品揃えで勝ちますわなぁ。小さい書店、本屋は他で勝てばいいと思う。
本屋で注文するなら、作家、タイトル、出版社。この3つが最低限の情報。この3つをきちんと言うと、書店員は非常に助かり、内心、かなり感謝されているのだ。
テレビでみたとか、新聞でみたとか、そういう情報だけってのが実は一番困る(笑)
28日だけ短縮営業で夕方までです。