じっちゃんの名にかけて!


池袋はお祭りでにぎわっております。
金田一少年の事件簿」7巻、講談社マガジンコミック。
うん、やはり、金田一、面白い。テレビだと30分だから、あれは難しい。こういう推理もので特に金田一みたいに、長編となると、一つの話をせめて前後半で放映してくれなきゃ。
そう、名探偵コナンのように。
コミックもテレビアニメも面白かっただけにテレビがさっさと終わって悲しかった。
7巻は悲恋湖伝説殺人事件の(2)から解決まで。顔面を切り刻まれて殺された倉田の死体が発見されたところから始まる。
金田一とかの定番では山奥に金田一やみゆきと他の登場人物が行くと、必ず、殺人があったりして、逃げようとすると、吊り橋が燃やされます。これ、ミステリィの法則でしょうか(笑)そうそう、電話線も切られますわね。携帯は繋がらないとかね。そのへんは犯人もぬかりはないわけです。
金田一の事件に共通するのは、犯人が殺人鬼となる動機が非常に切なくやりきれないものが多い。コナンと比較すると、金田一のほうが、やりきれないものがある。
その点からみても金田一というのは長編ドラマ向け、アニメというよりはむしろ実写向けかもしれない。2時間ドラマで一気にやるのが向いている。ただ、実写だと、キャストが難しいよなぁ。金田一もコナンもアニメのほうが良すぎるからなあ。
金田一の原作者の活字小説を読んでみたいなあ。
この犯人が殺人鬼となった事件が3年前のとある豪華客船の衝突事故であることが分かる。ネタバレになるんでこれ以上は書かない。が最後の金田一の言葉がいいね。
「二人とも助かる方法を考える」って。うん、それでこそ、金田一だ。

今日の1曲http://www.youtube.com/watch?v=4IukfdPop_c&feature=related