明日は国立です


明日は岡崎武志二人古本市のお手伝いに脱走します。国立のギャラリービブリオでお会いしましょう。
今日は去年から話を聞くたびに行きたいです!と叫んでいた念願のリサイクルブックフェアに行ってきた。不思議でしょうがなかったのだ。皆、どこでそんなおいしい情報を入手するんだ??私が甘いだけである(笑)
そう、Aさんが「明日はなんとか広場ですよ」と謎のつぶやきをするものだから、え?何かイベントあったっけと調べてやっと分かったのでした。
大手町から東西線に乗り換えて、木場駅へ。木場駅で降りたのは初。江東区木場公園に何とか10時に着いたはいいが、広い、どこだ、ブックフェアをやっているイベント広場とやらは!と走った、鈍足で小走りに。一番遠いではないか、イベント広場・・・
遅れを少しとったが、群がる本好きにまじって、いくつもの箱を眺めているうちにそんなのはどうでもよくなる。会場に到着して、数分後にAさんをみかける。既に数冊抱えていらっしゃる・・・うぉぉ、私も電車代出してるんだから、頑張らねば!と気合が更に入る。図書館ってなんであんな粘着力の強いシールを貼るかなぁ。とぼやきながら、でも中には、シールが貼ってない本もあるのだ。
文庫、実用書、児童書、文芸書、CD,ビデオのブースと、見た目、なんら小さめの催事の古本市かと思うくらいだ。だが、ここが違う!そう、1冊20円以上の募金をすればよいのだ。江東区の図書館から社会福祉協議会に寄贈された大量の本、本、本。単行本は重松清高村薫石田衣良などもあった。コミック雑誌や洋書、文学全集、図鑑、料理本、裁縫本などなど。文庫は講談社文芸文庫、ちくま、学術文庫、岩波も時折、顔を覗かせる。ちょっと、すきまがあくと、係の人たちが速やかに補充をしてくれているのが、これまたすごい。しかし、絵本の箱を開けた途端に群がって、本を並べさせようとしないお母さん方、ちょっとだけ待ちましょうよ。
図書館でみかけない筈のポストカード集を一つ見つけて、勿論、手に取る。
単行本は今回、脇において、文庫のブースでしばらく、はりついて、勝負をかける。
文庫の補充が早い時間からまめに行われ、回転も速かったので、これが成功した。
このおまつり自体、じっくり見て回りたいが、もう既に11時を過ぎていて、勿論、そんな時間はない。帰り道にあったテントでは手製の表紙のついたメモ帳やスケッチブックなどの紙ものも販売していて、ううむ、荷物が重すぎるので、泣く泣く断念。リュックは満杯。手に持っているビニール袋も重い。11時半離脱。警備員にこの広場から近い駅はというと木場駅より清澄白川というんで、行くがこれが、あぁ、失敗。やはり、この木場公園の端から端まで行ってでも木場駅にするべきだったのだ。肩にのしかかる本たち、手にくいこむビニルを半分、喜び、腕力のなさを呪いながら、やっと駅へ。