在庫リスト

https://docs.google.com/spreadsheet/pub?key=0AqJutpThcqfydEFSeC1vSm1mOGJCTGpVUVE5ank0Rnc&single=true&gid=0&output=html
古書ますく堂の在庫リストです。いつもお世話になっているとある助っ人さんの尽力のおかげにて、ちょっとずつ更新していきますので、よかったらご覧下さい。私は殆ど何もしておりません(笑)気になる本があったら即、お問い合わせを!発送もいたしますので宜しくお願いいたします。
このブログで画像をのせている本も゛善は急げですよ゛(笑)私がどこへやったかわからなくなる前に(おい)。

プラチナデータ」(東野圭吾
2010年刊行の小説です。相変わらず、出だしが巧い作家です。読み始めると止まらない・・・つかみはOKということでぐいぐいと読ませるのです。
というわけで分厚い本は嫌だなと思う人は最初の5ページだけでも読んでみてください。
いつもこういう世の中がきたら嫌やな、でも現実にありうるなという世界を描くのが上手です。個人の遺伝子情報を国が管理するんですよ。毛髪やら唾液とかの個人データで犯人がわかってしまう。それって便利やけどでもちょいまってぇなと考えさせられる。日本って国民がデモしようが何しようが、いつのまにか国会で決まってしまうなんてくだりも悔しいけどその通りなんだよなと思いながら読む。それじゃ、あかんって!
面白い人物、くせものが続々と出てくるんですが、「こいつ、気になるな」と私が思った人物は早々に消されてしまうんだなあ。
最初の面白さが、とある人物が二重人格とわかって、何故かちょっとがっくり来たんだけど、これはまたかと思ってしまったせいでしょうね。
多重人格の本といえばやはりトリイ・ヘイデンの小説をぬきにしては語れない。隣にこの本を置くのも面白いかも

これは私の為にあるような本ですね・・・冷え性・・・