李社の国で

作者は清岡卓行、装丁は安野光雅
明日は夜、古書モールに入れ替えの予定。
浦沢さんと三島さんのトークは終始、面白くて、たとえば、あの「YAWARA
」が生まれるきっかけの話。最初、編集者と医療ものをやろうということになっていたらしい。その編集者は大の日本ハムファンで、医療ものの話をしてるときより、スポーツの話をしてるほうが盛り上がっていたらしい。で、浦沢さんが女子の柔道ものなんかどうですかとふると、盛り上がり、それに決定したというから、面白いなあ。
あの会場でモンスターやヤワラのコミックセットを販売してたら、売れてたんじゃないかな(笑)
たまに浦沢さんの漫画部屋がテレビとかにでる。そこにおいてある漫画はほとんど、アシスタントが持ってきたものらしい。ジョジョをアシスタントがこれ、面白いですよともってきた人がいて、浦沢さん、勿論はまってしまい、その頃書いた漫画は妙にキャラが強くなっていたとのこと。他の漫画家のものを読むと影響うけやすいから、読まないようにしているのに、もろ、ジョジョの影響を・・・(笑)作家でもそういう人はいるだろうね。
浦沢さんは自分が面白いなと思う漫画は売れないと言ってたのも面白い。
いましろたかしやもとひでやすが好きだというから、おおお、いましろたかしなら「引き潮」がいいと独り言。この漫画家を教えてくれた元同僚に感謝だよ。