パルナッソス展の本②「大人の女が美しい」


著者は長沢節。これ、なんと草思社文庫。だから何ってこともないけども。
表紙、びしっとした装丁でまるで書道の時間を思い出す。
セツ・モード・セミナーの創始者。のっけから面白い。何が面白いって結婚観について著者が愛し合う度に結婚してたら一体、何度結婚せなあかんねんというようなことを述べているから。入りやすくてもう読む気になったでしょ(笑)身近な話題でもあるしね。
洋服を着た婦人が人前で裸足になる無礼だけは許せないとか。読みやすいけど何回、この本にどきっとさせられるかしら。
厳しいことを言っているようで、でも読んでみると納得してしまうのだ。
パルナッソス展では長沢節「わたしの水彩」も販売中。