パルナッソスの本④「書店ポップ術」

書店本は巷に多くあるのだが、本に添えられているPOPの本となるとこの2冊をまずあげたい。
POPとは Point Of Purchase(ポイント・オブ・パーチェス)の頭文字を取ったもので、「ピーオーピー」と呼び、「購買時点」と訳されます。 つまり購買時点となる売り場において、買物客に対し、その商品やサービスの存在を知らせ、価値を訴求し、購買意欲を高めるための広告・宣伝物を指します。
ま、われらはポップと呼んでるけどね。
本を買う際、何が決め手になるでしょうか。値段、出版社、作家、装丁いろいろあると思います。このPOPが面白そうなんで買いましたなんて言われるとほんまに書店員冥利に尽きますわな。
このポップ、絶対なければいけないというものではない。むしろ、ポップ反対派の方もいることだろう。昨今、文庫も単行本も雑誌もきらきらしすぎである。そんなとこに更に帯なんかつけるともうごてごてしていかん(笑)
という意見もあるということを念頭に置きながらポップってこういう書き方があるんやねと楽しみながら読んでほしい。
ポップなんだから目をひかねばならぬ。ぱっとみてわかる文章でないといかんというのがこの本をみてるとしみじみと感じるのだ。
そこに書き手の作り手の情熱がプラスされて一枚のポップとなる。