パルナッソスの本③「棒になった男」


今回の展示でひときわ目立つこの装幀。作者は安部公房。この黒いとこにも仕掛けがしてあるので是非てにとってみてほしい。装幀は奥さんの安部真知。大分出身の舞台美術家。
この本はまぁ、本文にいくまでのあちこちで既に面白い。見返しやら目次みたいなページが油断できない。登場人物って書いてあんねんけどね。


旅行鞄(男)だよ。
全頁とっくりじっくり読んでみたくなる本。