舟越保武

日曜美術館の再放送を昨日、ワンセグでみた。あぁ、地デジ・・忌々しい。
特集は、舟越保武という岩手の彫刻家。
友人の家が一関にあったころ、あれだけ岩手に行っていたのに・・・岩手県立美術館に行きたくなった。仙台も行きたいし、行きたいところは山のようにある。沖縄のとくふく堂をひきついだ元ジュンクの副店長がやる古本屋にも行きたいし。金と時間がというより、金がないからいけないだけである(笑)
大正元年生まれの舟越氏は2歳の時、母親を亡くしている。そして、長男を生後8ヶ月で亡くしている。あの包み込むような像はこういう経緯も影響を与えている。2歳だと記憶もあやしいよなあ・・・。
ロダンの本をみて、彫刻家を目指す。
この人のすごいのは1987年、脳梗塞になってからである。それまでだけでもすごいのだが、リハビリを重ねて、左手でデッサンを何枚も描いていく。そして、左手で彫刻もついにはやり遂げる。26聖人も見たいし、晩年の作品も是非、実物をみてみたい。