光年のかなた デヴォ


長谷川集平作。絵は伊藤正道。理論社。うちのぼろパソコン、しゅうへいと打つと、集の字は出ないんだが、なにゆえ?ほんと謎だわ。
これ、ちょっと「星の王子さま」を連想させる表紙のかわいさにつられて買ったが、内容は子供だましでなく、大人向けといってもいいくらいの難易度を含んでいる。子供には無理というのではなく、ただの児童書やんと侮るなかれ。再読させる力を十分に持っている本だ。
時間旅行者のお話でとても示唆に富んでいる。
ワシントンに日本の桜の木をもっていったら、日本のように散らずに毎年しぶとく割き続ける話もでてくるが、これってほんまやろか。というように興味深いねたも突然、出てきて、楽しさが倍増する。
曳舟の次は28日の不忍ブックストリートですな。今度はちゃんと看板というか、屋号くらいは作ってもっていこう、うん。