文芸文庫セール


明日は夕方頃までの営業で、神保町へ行きます。
神崎屋の棚の第1号は横溝氏の文庫でした。いやぁ、しぶいのを買っていかれますねぇ。三島由紀夫も相変わらずの人気。やはり古典、純文学が強いのです。
有川浩東野圭吾宮部みゆきらもあと100年もすれば純文学でしょうか(笑)
パラリンピックも開催です。もう誤審オリンピックなんていわれないようにしてもらいたい。
昨日、水道橋の会議室「内海」であった出る勉こと出版関係の勉強会に初参加。
プレジデント社の石井伸介氏が約10年、書店の棚を撮影されていて、それを「他店の棚」という小冊子にまとめていたのですが、それをもとにトークされました。この冊子はなかなか他店の棚をみれない書店員さんに飲み会で配ろうというのがきっかけで作られたらしいが、古ツアさんのブログもそう考えると、もう、あれは早く出版してほしいわ。ISBNなくていいから、誰か冊子にしよう!
ツイッターでいつも貴重な情報を教えて下さる空犬さんも聞き手で参加。
ものの見事に知らない人ばかりで、島田さんだけでした、ご挨拶できたのは(笑)
でも書店員が少なかったというつぶやきがあったので、ううむ、これって、まさに書店員のための企画でしょと思いました。
こういう書店員のための勉強会はもっとあるといい。1000円でこんな濃い話が聞けるのだから。でも他店の話が面白くって、時間が足りませんでしたね。
板宿の井田書店がすごく面白そうで、是非行って見たい。神戸ってどうしても海文堂だけで終わってしまうんだよね。勿論、海文堂の画像もありました。自分の行った書店というだけでテンション上がりますね。石井さんの着眼点がまたいい。海文堂は店の真ん中に相談カウンターの机がどーんと置いてあって、そこに注目されてました。そして海文堂が1995年の震災からずっと、17年もの震災本コーナーを動かさずに設置してたこと。これもなかなかできることではないですよね。つい最近、この震災本コーナーは移動したらしいのですが、荒蝦夷のコーナーもちゃんとある。神戸でですよ、仙台の出版社をこんなに手厚く応援している書店ってないでしょ。
金太郎飴書店なんてほんとはないというお二人の会話がぐさっときました。全く同じ書店なんてどこにもない。そう、どこか違う、何かが違う。
フタバ図書の中筋店もスライドが出てきて、いやぁ、懐かしい!そう、あそこは人文やら、専門書が充実してんだよね。
紀伊国屋の本町店が一番やばかった(笑)もう、ポップと言うか、一人文化祭みたいな展示が凄すぎる。いいねぇ、こういうのをやる書店って。
それにしてもなんでうちの店の前って、狭いのに、大型車ばかり通るかなあ。
いま、ワンダコーヒーが通過。車が通るたびに、シナプスが違う周波数に変わるし!
今日の1曲
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=LZbRf9bcv6o

リトケイも故郷の本箱もあります。