古本ゲリラ


東京電機大学の11号館であった古本ゲリラ。12時からなので、近くに古本屋くらいあるだろうと早目に行くとビンゴ。
源喜堂という美術書専門の古本屋と7階だてくらいのでっかいスポーツ店があって、そこで開店時間までつぶせた。
受付で入場料500円かかるというのが・・・来たからにはてぶらでは帰れんと意気込んで17階へ。まずは古ツアさんのとこへ。長机が何本も置いてあり、出店者は机の上に思い思いの本やら雑貨やらレコードを出して、椅子に座って、お客さんを待っていた。
屋内だし、いいよねぇ。椅子があるのは(笑)古ツアさんのとこで3冊買って勢いつけて、隣へ移動。古ツアさんの箱が一番まともである意味おとなしかったかも(笑)
古ツアさんの箱には上林あり、柳宗悦ありと相変わらず、錚々たるラインナップ。
他の方たちはというと、もうジャンルが180度違い、このギャップがまた楽しい。
この古本ゲリラの人たちって、アニメやコミックは強いような気がする。だからそのへんのジャンルで掘り出し物を狙ってる人にはたまらないグループの古本イベントだと思う。

他の人は、いろんなものをだしてるし、本のジャンルはもう、マニア向きだし、値段も「え?いいの?」という思い切りのよい値段をつけていた。最近の一箱ってまぁ、当然、古本市なんだから、本をしっかり出してねという風向きの強い中、、ある意味、出店者が好きなものをめいめい、持ち寄ったこういうイベントってフリマみたいで好きだなぁ。そう、最近の一箱って、かなりフリマの雰囲気がそぎ落とされ、プロの古本市と肩を並べるくらいのレベルなんじゃないかなと思う。机に本を置いてるから、出店者と距離が近いんだよね(笑)
喜国さんのとこで今日は、一番の掘り出しものを見つけ、手に取ると、喜国さんが気さくに話しかけてくれて、そうか、サンリオだから、あの描写はまずいってことで消したんだろうね(笑)なんて会話をして、こういうのが何より楽しい。